ご入場有り難う御座います、彼方は です
昨夜から今朝の雪は、横須賀の実家にいたから知らなかった。朝のニュースを見て、都心で積雪があったことを知って、驚いた。三浦半島は暖かいから、積雪なんて滅多にない。それでも、海辺へ行くと、強くて冷たい北東風が吹いていた。

東京湾に、蜃気楼が現れていた。冬の東京湾や相模湾で、たびたび蜃気楼を見ている。特に今日のように、強くて冷たい北東風が吹いている午前中は、可能性が高い。海水面との温度差が大きいことが、原因なのだろうか。富山県の魚津まで行かなくても、観察できる。お客さん達に教えてあげたら、歓声が上がったことは、言うまでもなかった。

同じ時期に、谷川岳では大雪であっても、三浦半島ではスイセンが咲いている。日本の冬が面白く感じることは、自然の多様性を見せてくれることだろうか。同じ関東地方でも、北部山沿いと南部海岸沿いでは全然気候が違うし、日本国土となると、オホーツク海では流氷で、石垣島では海開きとなるのだから、極端である。

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毎冬、雪山へ行った後に、三浦半島や房総半島の花を見に行くことが楽しみである。
2012.01.24 / Top↑
1月21日 南岸低気圧によって、関東平野部が雪になった翌日、八ヶ岳の天狗岳へ向かっていた。

天気図を見て、期待していたことは、関東周辺が雪でも、等圧線の向きが大陸からの寒気を持ち込む「縦じま」でないことから、あまり風が強くないだろう、あまり寒くないだろう、ということだった。「あずさ」の車窓から観察していると、大月の先(笹子トンネル手前)までは雪が降っていたけど、トンネルを抜けて甲府盆地へ差し掛かると、薄日が差して来て、ほとんど積雪が見られなかった。(気象予報士の猪熊君の解説だと、フェーン現象だから、という。)

渋の湯から登り始めて、気温が高い割には雪が結晶のまま落ちてくることに、気が付いた。空気が乾燥しているみたいなので、お客さん達には意識的に水分を摂るよう、アドバイスをした。積った雪も、上部へ行くほど乾いており、握っても締まらなくなってきた。

21日は小雪が降り、展望はなかった。風が強くならなければラッキーなので、翌日の天気に、多大な期待はしなかった。ところが、22日の夜明け前に黒百合ヒュッテの外に出てみると、星空が広がっていた。気温はマイナス5度で、寒くなかった。7時過ぎに出発して、森林限界を超えたら、眼下に雲海が広がっていた。まるで夏山の風景で、冬山での雲海は、ほとんど記憶にない。大気の状態が安定していた。風は弱く、雲海の向こうに北・南・中央アルプス、浅間山、妙高・火打山など、一望できた。西天狗まで、足を延ばした。

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昼近くになると、地上の気温が上がってきたせいか、雲海が解消してきて、地上が見えてくるようになった。西にある北アルプスに、雲が掛り始めた。明日からの天気は下り坂というから、兆候だろうか。
2012.01.24 / Top↑
17年前の今日、神戸で直下型の大地震が起きた。当時はまだ携帯電話が普及しておらず、神戸の友達に、折見て公衆電話から電話しても全然つながらず、3日目にしてようやく留守電に入った有様だった。

一か月後に神戸へ行く事になり、「一か月もすれば、だいぶ片付いているだろう」と思っていたら、甘かった。横倒しになった高速道路は片付いていたものの、国道にビルが横倒しのままだったりして、唖然とした。想い出の品々がゴミとなって処分されていく様は、悲しかった。

倒壊したビルを前にして、夜中に保安の手伝いをしていた。辺りは酒造工場があるせいか、日本酒の匂いが強かった。大したことをしている感覚はなかったのだが、住民たちは不安が強いらしく、「いてくれはるだけで、安心や」と感謝された。もっとも、日が暮れると暗くて不気味な雰囲気に加えて、被災しているとなると、不安なのは当然だろう。

友達にも、会いに行った。夫婦で無事だったけど、一時帰宅の際に留守電を聞いて、相当嬉しかったらしい。置き時計は、5時46分で止まっており、壁には大きく動いたタンスの傷があった。

2004年12月26日にスマトラ島沖で巨大地震が起こり、阪神大震災の約1000倍のエネルギーと聞いても、ピンと来なかった。いくら直下型と海溝型という震源が違うとはいえ、神戸に被害をもたらした地震の1000倍って何なのか、神戸の荒れた街並みをつぶさにしているから、消化できなかった。学者の説明は正しいかも知れないけど、庶民には何だかわからないことは、少なくないと思う。3・11の被災地に足を踏み入れ続けていると、ようやく少し実感できるようになった。

最近の新聞で、被災地へ行くボランティアが激減したという記事があった。仕事や生活環境のニーズとなると、誰でも手が出るものではない。ある程度支援の的を絞った中で、様子を見ていて、いつでも動ける気持ちは備えている。
2012.01.17 / Top↑
朝見たツバメが気になってしまい、勉強が手につかなくなってしまった。

気になったことは、ツバメだったとしたら、立派な燕尾が見られなかったことだった。
だけど、個体の大きさが小さく、羽ばたきが多いことなどから、やはり幼鳥だったみたいである。幼鳥なら、燕尾が大きくない。昨年生まれた個体なのだろう。

もしツバメだったとしたら、どうして冬の神奈川県に生息しているのだろうか?
専門家でないから正確ではないことを、前提にして進める。もしかしたら、「越冬ツバメ」かもしれないと、調べてみてわかってきた。

「越冬ツバメ」で検索してみると、不倫系の演歌に行き当たってしまい、困った。
いずれツバメのように飛び立ってしまう男に、私の心は冬のように凍えてしまいます、といったニュアンスであるみたいだけど、大脱線してしまうので、これ以上は今回は止めることにする。(「氷壁」における不倫の解説は、お客さんたちにしたことはあるが・・・。)

越冬ツバメは、関東を北限としているのなら、厚木周辺ならあり得ると思った。
今住んでいる地域は、丹沢がある関係で、冬の冷たい西から北寄りの風が阻まれて、暖かい。厚木仕様の格好をして、都心へ行くと寒くて失敗することが、時々ある。また、同じ厚木でも、山よりに行くと標高が高くなる分、寒くなる。

もし越冬ツバメがいるとすると、丹沢によって冷たい風が阻まれる県央平野部ということになるだろうか。冷たい風は、ちょうど相模川の東側から当たるようになるから、暖かいのが好きな鳥には適さないだろう。そして、地形的に似た条件が、これより北にはないから、越冬ツバメの北限中の北限は厚木周辺かもしれない、と推測した。

それとも、猪熊君の気象的な推測のように、南海上の太平洋高気圧が強いため、南の方は気温が高い状態であるから、もしツバメが渡って来たとしたら、これから暖かい空気が流れてくるかも、という内容も面白い。

いずれにしても、もしツバメが近所で越冬しているとしたら、河原のアシ原かどこかで集まってねぐらにしているかもしれない。詳しくわかる人がいたら、教えてください。
2012.01.15 / Top↑
ヤマテンの日記に、出来るだけ朝の富士山や丹沢の様子を写真に撮り、天気情報につなげたいと思っている。

やっていて面白く感じることは、ヤマテンの事務所がある茅野市からの八ヶ岳と甲斐駒の様子と、こちらの天気や山の様子とどう違うのか、実感しやすくなったことである。その上で、実際に歩いてきたことが加わると、遠望とどう違うのか、さらにわかるようになる。

1月15日 9時30分に富士山や丹沢を観察した後、飛ぶスピードが速い小さな鳥達が旋回していることに、気が付いた。翼の形や大きさ、鳴き声からすると、ツバメであるようだ。だけど、今は1月である。あり得ないのではないか。何かの間違いではないか。
樹木が多い上で旋回しているのは、昨日より気温が高い影響からか、羽虫が出て来て、捕食しているようだった。今朝は、空一面、高層雲に覆われていたから、上空から寒気が降りて来ない分、あまり寒く感じなかった。

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神奈川県では、毎年4月中旬ごろから、ツバメの姿を見掛けていた。横浜気象台の「生物季節観測」によると、ツバメの初見は、平均で4月8日である。ツバメがやって来る頃は、スギの花粉症が終わる頃であるから、わかりやすい。

観察したツバメたちは、あまり大きくなかったから、若い個体のような気がする。1月の神奈川県でツバメを見たのは初めてだったから、理由がわからない。どこか近くで越冬していたのか、季節を間違えて飛んで来てしまったのか、もともと気が付いていなかっただけなのか、わからない。一時間ぐらいしたら、ツバメの群れはどこかへ行ってしまった。

だけど、定点観測をしていると、いろいろ気が付くことが、これからも出てくるであろう。
2012.01.15 / Top↑
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