ご入場有り難う御座います、彼方は です
 4月2日 気象データと地形を再三確認して、自宅を出た。27日に起きた那須での雪崩事故のように、谷川岳では急激に雪が降ったわけではなさそうだけど、あまりいい気はしなかった。「なだれ注意報」が出ていても、雪崩が起きない場所はあるし、注意報が出ていなくても、起きる場所はある。まして、一般の天気予報は、人が住んでいる場所が対象だから、そのまま山にも当てはめてしまうことに、少々無理があるような気がする。ビーコンを装着していても、雪崩を回避することとは別の話である。僕の周囲では、昔から「起きてから、どうする」の議論は活発でも、「起こさないためには、どうする」の話題が少なく、今イチ話が噛み合わないことが少なくない。また、気象データから行動判断をする重さ・怖さについて、話し相手がほとんどいない。今日も、重く感じる決断をしたけど、それで本当に正しいのだろうか、怖さに苛まれることばかりである。

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 天神平から登り始めてみると、出発前に何度も考えていたことが、杞憂だったくらい、スムーズに進むことができた。天気が良く、大勢の人たちが登っており、雪が多かった故に全体的に傾斜が緩かったような気がした。ただ、谷沿いを見ると、雪の亀裂がたくさん走っており、今週末の悪天候では全層雪崩が起きるかもしれないかな、と感じるくらいの危うさだった。

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 今シーズンの雪山は、比較的天気の恵まれて、登頂率が高かった。晴天が多かったから、紫外線の測定も行なえた。今回は測定器を忘れてしまったけど、今までの傾向だと、少なくとも非常に強いレベルであることは間違いない。日焼け防止に、ルーズの人が目立つ。僕らの格好を見て笑っていたグループがいたけど、やけど状態にまでなる、春山の日焼けの恐ろしさを知らないのだろう。特に、女性たちは肌荒れの大元になるから、意識した方がいい。今回は、ヤケーヌを忘れた代わりに、バラクラバを使用した。気温がマイナス6度ぐらいだと、口を覆っても、サングラスが曇らなかった。

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2017.04.03 / Top↑
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