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 5月5日 前穂北尾根で、冨田栄吉さんが滑落死してしまった。景鶴山から戻った翌日の朝刊を読んで、最初は間違いかと思った。

 冨田さんは所属している山岳スポーツ指導協会の前会長であったけど、山つながりというより被災地支援つながりの感覚の方が強かった。3・11の地震の後、最初は自分ひとりで被災地へ向かったけど、2回目は冨田さんが一緒だった。被災地のために動きたい、という共通の思いがあり、親しみを感じた。以後、石巻市や山元町で、一緒に活動した。

 死は、誰にでも必ず訪れることであり、永遠の命なんて期待していない。そして、いつ自分が死ぬのかさえ、わからないで生きている。僕には、天寿を全うできるまで生きていられる自信がなかった。だから、いつ死んでも後悔しないよう、やりたいことをやってみたいということを意識してきた。中には、どうせなら、今の自分に手が届かないようなことを実現させたら、人生面白いだろうな、と深く考えもせず、行動してきたことが多かった。

 死というものを身近に感じると、自分の生き方を見つめ直してしまう。冨田さんと被災地で活動したことには、周囲から反対されても、やれる時に行動しようということで、共感していた。これからも動ける時に動くしかない、と改めて感じる。

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2017.05.12 / Top↑
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